退職代行を使う前に準備するものチェックリスト|会社情報・貸与物・有給・退職届

退職代行を使う前に、完璧な準備は必要ありません。会社に行けないほど追い込まれているなら、まず相談して大丈夫です。

ただ、会社情報、有給、貸与物、退職届、会社からの連絡状況だけ先に整理しておくと、相談から会社連絡までがかなり早くなります。

この記事では、退職代行を使う前に準備するものを、申込直前の人向けにチェックリストで整理します。退職代行ガーディアンのような労働組合系を検討している人にも、そのまま使える内容です。

退職代行ガーディアンに今の状況を相談する

この記事の結論

  • 退職代行を使う前に必要なのは、きれいな説明文より事実のメモ
  • 最低限は、会社名、雇用形態、明日の出社予定、有給残、貸与物、会社からの連絡状況
  • 退職届は必要になることが多いので、先にPDFで作っておくと郵送対応が早い
  • 有給、未払い給与、損害賠償の脅しがあるなら、相談時に最初から伝える
  • 慰謝料請求や訴訟まで考える場合は、退職代行だけでなく弁護士相談も検討する

迷っている時間が長いほど、会社からの電話や明日の出社予定で消耗します。完璧にまとめるより、「今わかる範囲」を先に送るほうが現実的です。

最低限これだけあれば相談できる

まずは、次の5つだけでもメモしてください。

最低限の準備

勤務先の会社名、店舗名、部署名。

最低限の準備

正社員、契約社員、派遣社員、アルバイトなどの雇用形態。

最低限の準備

次の出社予定日と始業時刻。

最低限の準備

会社や上司から電話・LINEが来ているか。

最低限の準備

「明日から出社したくない」「有給を使いたい」など一番優先したい希望。

退職理由を長く書く必要はありません。退職代行側が最初に知りたいのは、会社へいつ、何を、どの順番で伝えるべきかです。

たとえば「パワハラがつらいです」だけより、次のように書いたほうが進みやすくなります。

明日9時から出社予定ですが、もう出社できません。
正社員です。
有給は残っていると思いますが日数は不明です。
会社から上司の電話が来ています。
会社と直接話さずに退職したいです。

退職理由より、明日の出社予定と会社からの連絡状況を先に伝える。ここが相談の初速を決めます。

会社情報のチェックリスト

会社へ連絡してもらうには、連絡先が必要です。わかる範囲で整理しておきましょう。

  • 会社名
  • 店舗名、支店名、部署名
  • 会社の電話番号
  • 上司、人事、店長など連絡先の候補
  • 会社の住所
  • 会社のメールアドレス、チャットツール
  • 自分の社員番号や所属
  • シフト表、勤務表の有無

会社の代表番号しかわからなくても相談はできます。ただ、直属上司、人事、店舗責任者など「最初に連絡すべき相手」がわかると、会社連絡がスムーズです。

派遣社員の場合は、派遣先だけでなく派遣元の情報も必要になります。業務委託や公務員など、一般的な会社員と違う働き方なら最初に伝えてください。

雇用形態・契約内容のチェックリスト

退職の進み方は、雇用形態や契約期間で変わります。

確認すること なぜ必要か
正社員・契約社員・派遣社員・アルバイト 退職日や連絡先の考え方が変わる
試用期間中か 有給の有無、会社の反応を確認しやすい
契約期間の定めがあるか 有期雇用では退職理由や契約内容の確認が必要
就業規則の退職申告期限 会社が何を言ってくるか予想しやすい
社宅・寮の利用 退去日、鍵、家賃精算が絡む

無期雇用の場合、民法では退職の申入れから2週間で雇用が終了する考え方があります。ただし、実際の退職日や最終出社日は、有給消化や会社との合意で調整されることもあります。

「正社員だから大丈夫」「試用期間だから簡単」と自己判断せず、雇用形態と契約期間をそのまま伝えるのが安全です。

有給・お金のチェックリスト

有給や未払い給与は、退職代行を選ぶときにかなり大事です。民間業者、労働組合、弁護士で対応できる範囲が変わるからです。

  • 有給残日数
  • 最終給与の支払予定日
  • 未払い残業代の有無
  • 立替経費、交通費、インセンティブ
  • 退職金、積立金、社内預り金
  • 会社から「損害賠償」「研修費返還」と言われているか

有給残日数がわからなくても、給与明細、勤怠システム、社内アプリ、雇用契約書などにヒントがあります。わからない場合は「不明」と伝えて大丈夫です。

有給を使いたいなら、申込前に「有給消化の希望も会社へ伝えてもらえるか」を必ず聞いてください。未払い残業代や慰謝料請求まで考えているなら、弁護士が必要になる可能性もあります。

貸与物・私物のチェックリスト

退職代行を使っても、貸与物の返却は本人が郵送することが多いです。先にリスト化しておくと、退職後に慌てにくくなります。

返す可能性があるもの 注意点
健康保険証 退職日以降は使えないため返却が必要
社員証、入館証、名札 紛失しているなら最初に伝える
制服、作業着 クリーニング指定の有無を確認
PC、スマホ、タブレット 破損・データ削除の扱いを確認
鍵、セキュリティカード 郵送方法を確認
書類、マニュアル、USB 個人情報や機密情報に注意

会社に私物を置いたままの場合も、相談時に伝えてください。取りに行きたくない場合、郵送で送ってもらえるか、廃棄してよいものかの調整が必要です。

「会社と話さない」と「返却物がなくなる」は別です。ここを誤解すると、退職後に連絡が続いてしまいます。

退職届を先に用意する

退職代行を使う場合でも、退職届は本人が作成・郵送することがあります。退職代行側が会社へ退職意思を伝えても、会社から書面提出を求められるケースがあるためです。

退職届に必要な情報は、主に次のとおりです。

  • 退職日
  • 提出日
  • 会社名
  • 代表者名
  • 自分の氏名
  • 退職理由は基本的に「一身上の都合」

退職届PDFメーカーを使えば、スマホで入力してPDFを作成できます。印刷して郵送する前提なら、A4で出せる形にしておくと動きが早いです。

退職代行を使う前に退職届まで用意しておくと、「会社連絡後に何を郵送するか」で止まりにくくなります。

会社からの連絡状況をメモする

退職代行を使う直前に、会社や上司からすでに連絡が来ている人も多いです。

  • 電話が何回かかってきたか
  • LINEやチャットで何と言われているか
  • 「無断欠勤」「損害賠償」「懲戒解雇」などの言葉があるか
  • 家族や緊急連絡先へ連絡すると言われているか
  • 明日の出社を強く求められているか

メッセージは消さず、スクリーンショットを残してください。会社から強い言葉を言われている場合は、そのまま退職代行へ共有します。

不利になりそうなことほど、隠さず先に伝えたほうが対応範囲を判断しやすくなります。

申込前に聞くこと

支払い前に、次を確認しておくと後悔しにくくなります。

  • 自分の雇用形態でも対応できるか
  • 会社への連絡はいつ頃になるか
  • 有給消化の希望を伝えてもらえるか
  • 会社から本人へ電話が来た場合、どうすればよいか
  • 親や緊急連絡先へ連絡されそうな場合、どう対応するか
  • 退職届や貸与物はいつ、どの方法で送ればよいか
  • 支払い後のキャンセルや返金の扱い
  • 損害賠償、慰謝料、未払い残業代など法的な話がある場合、弁護士相談が必要か

退職代行は、勢いで申し込む人が多いサービスです。だからこそ、料金、対応範囲、会社連絡のタイミング、本人に残る作業だけは支払い前に確認してください。

退職代行ガーディアンの公式ページで相談方法を確認する

やってはいけないこと

準備中に、次の行動は避けてください。

避けたい行動

上司へ感情的な長文LINEを送る。

避けたい行動

退職代行を複数社へ同時に正式依頼する。

避けたい行動

会社からの電話に出て、その場で退職日や有給を約束してしまう。

避けたい行動

支払い条件を見ずに急いで決済する。

代わりにやること

会社情報、出社予定、有給、貸与物、会社からの連絡を相談画面に送る。

焦っているときほど、会社と直接話してしまいがちです。ただ、退職代行を使う予定なら、会社への返信前に「自分で返すべきか」を相談したほうが安全です。

まとめ

退職代行を使う前に準備するものは、難しい書類ではありません。会社情報、雇用形態、出社予定、有給、貸与物、会社からの連絡状況、退職届。このあたりをメモしておけば、相談はかなり進めやすくなります。

完璧にまとめる必要はありません。わからないものは「不明」で大丈夫です。

ただし、損害賠償、慰謝料、訴訟、未払い残業代の請求などが絡む場合は、労働組合系で足りるか、弁護士が必要かを先に確認してください。

まずは退職届を作れる状態にし、会社情報と貸与物をメモして、今の状況をそのまま相談してみましょう。

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参考にした情報源

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