退職代行ガーディアンのデメリットは?失敗・後悔しないための注意点

退職代行ガーディアンは、労働組合が運営する退職代行として、会社と直接話したくない人にとって候補に入れやすいサービスです。料金も公式サイトでは19,800円と説明されており、追加費用の不安を抑えやすい点があります。

ただし、退職代行ガーディアンにもデメリットはあります。弁護士のような法律事務や訴訟対応まで任せられるサービスではありません。また、退職届の提出や貸与物の返却など、本人側で動く作業も残ります。

この記事では、退職代行ガーディアンで失敗・後悔しないために、申込前に見ておくべき注意点を整理します。

退職代行ガーディアンの公式ページで対応範囲を確認する

この記事の結論

  • 退職代行ガーディアンは、労働組合系の退職支援を料金を抑えて使いたい人に向く
  • 最大のデメリットは、慰謝料請求・訴訟・複雑な損害賠償対応を任せられないこと
  • 退職届、保険証、貸与物、私物確認などは本人の郵送対応が残ることがある
  • 転職支援や退職後のキャリア相談を主目的にする人には向きにくい
  • 失敗を避けるには、申込前に雇用形態、有給、未払い、貸与物、会社からの脅しの有無をそのまま伝える

「会社と話せない」「有給や退職書類の話も自分では言い出せない」なら、ガーディアンは相性が良いです。反対に、会社を訴えたい、慰謝料を取りたい、すでに法的トラブルになっているなら、最初から弁護士相談も検討してください。

退職代行ガーディアンの基本情報

項目 内容
運営 東京労働経済組合
タイプ 労働組合系の退職支援
料金 19,800円(2026年6月2日時点の公式サイト掲載)
追加費用 公式サイトでは加入費・組合費のみ、追加オプションなしと説明
相談方法 LINE・電話
主な対応 退職意思の伝達、有給取得、退職書類請求、返却物、未払い給与などの労働関係事項
注意点 特定の結果保証ではない。法律事務は組合では行わない

料金や対応範囲は変わる可能性があります。申し込む前に、必ず公式ページで最新の料金、支払い方法、対応できる範囲を確認してください。

デメリット1:法律事務や訴訟までは任せられない

退職代行ガーディアンは労働組合系です。退職意思の伝達や、退職に付随する労働関係事項について会社側と申入れ・交渉を支援できる点が強みです。

一方で、弁護士ではありません。法律事件としての処理、訴訟、労働審判、慰謝料請求、複雑な損害賠償対応などを丸ごと依頼したい場合は、労働組合ではなく弁護士の領域になります。

たとえば次の状態なら、退職代行だけで判断しないほうが安全です。

  • 会社からすでに損害賠償を請求されている
  • ハラスメントの慰謝料請求をしたい
  • 未払い残業代が高額で、法的請求まで考えている
  • 会社とすでに紛争状態になっている
  • 公務員、自衛官、役員など特殊な立場で退職の法的確認が必要

「辞める連絡と労働関係事項の交渉支援」ならガーディアン、「法的請求や訴訟」なら弁護士。ここを混同すると、申し込んだ後に「思っていた対応と違う」と感じやすくなります。

デメリット2:結果が必ず保証されるわけではない

公式サイトでも、退職支援は特定の結果を保証するものではないと説明されています。多くの退職は進みますが、雇用形態、契約期間、会社側の反応、貸与物や社宅の有無によっては確認や調整が必要です。

特に注意したいのは、有期雇用の契約社員・アルバイト、試用期間中、公務員、社宅や寮に住んでいる人、会社から強い引き止めを受けている人です。

このようなケースでは、相談時に「普通の退職です」とまとめず、契約期間、出社できない理由、有給残、貸与物、会社から言われていることをそのまま伝えるほうが失敗しにくくなります。

デメリット3:本人がやる作業も残る

退職代行を使っても、本人側の作業がゼロになるわけではありません。ガーディアンが会社との連絡や調整を支援しても、次のような作業は本人が郵送などで対応することがあります。

  • 退職届の提出
  • 保険証、社員証、制服、PC、スマホなど貸与物の返却
  • 私物の回収方法の確認
  • 離職票や源泉徴収票など退職書類の受け取り
  • 会社から届いた書類への記入・返送

「会社と話さなくてよい」と「自分の作業が一切ない」は別です。ここを勘違いすると、退職後の書類や返却物で慌てやすくなります。

退職届が必要になりそうなら、先に退職届PDFメーカーで作っておくと、相談後の動きが早くなります。

デメリット4:転職支援が主目的の人には向きにくい

退職代行ガーディアンは、退職支援と労働関係事項の相談・交渉支援が中心です。転職エージェントのように、求人紹介、履歴書添削、面接対策、キャリア相談をまとめて受けたい人には物足りない可能性があります。

退職後の転職活動までまとめて相談したい場合は、退職代行とは別に転職サービスも用意しておくと安心です。

ただし、今の職場にもう行けない状態なら、転職活動より先に退職の安全確保が必要なこともあります。心身が限界なら、まず退職の連絡をどう切るかを優先してください。

デメリット5:安さだけで見ると判断を間違えやすい

退職代行サービスには、もっと安く見える業者もあります。料金だけを見れば、ガーディアンが最安とは限りません。

しかし退職代行は、安さだけで選ぶと失敗しやすい領域です。民間業者は基本的に意思伝達までで、会社側との交渉が必要になったときに対応範囲が狭くなる可能性があります。

比較するなら、料金だけでなく「誰が運営しているか」「会社と交渉できるか」「追加費用があるか」「退職後の相談範囲はどこまでか」まで見てください。

ガーディアンは、労働組合系で19,800円という位置づけなので、安さだけよりも、料金と交渉範囲のバランスを重視する人向けです。

失敗しやすいケースと回避策

退職代行ガーディアンで後悔しやすいのは、サービスが悪いからというより、期待している対応範囲と実際の対応範囲がずれるケースです。

失敗しやすいケース

慰謝料請求、訴訟、損害賠償対応まで丸ごと任せられると思って申し込む。

失敗しやすいケース

有期雇用、社宅、貸与物、未払い給与などの事情を相談時に伝えない。

失敗しやすいケース

退職届や返却物の郵送まで、すべて代行されると思っている。

回避策

無料相談で、雇用形態・有給残・貸与物・会社からの連絡状況を具体的に伝える。

回避策

法律トラブルがある場合は、弁護士相談が必要かどうかも先に確認する。

特に、会社から「損害賠償を請求する」「懲戒解雇にする」と言われている場合は、その言葉をそのまま相談時に伝えてください。自分で軽く判断して隠すより、最初から共有したほうが対応範囲を確認しやすくなります。

向いている人・向かない人

向いている人 向かない人
会社や上司と直接話したくない 慰謝料請求や訴訟まで依頼したい
有給、退職書類、返却物の話も支援してほしい 弁護士による代理を最初から求めている
料金を2万円前後に抑えたい 転職支援まで一体で受けたい
民間業者より交渉範囲を重視したい 公務員・役員など特殊な立場で法的確認が必要
まずLINEで状況を相談したい 退職届や返却物対応も完全に丸投げしたい

「会社と直接話さずに辞めたい。でも弁護士費用までは出しにくい」人には向きます。反対に、退職そのものよりも法的請求や転職支援が目的なら、別の選択肢を検討したほうが自然です。

退職代行ガーディアンに今の状況を相談してみる

申込前チェックリスト

無料相談の段階で、次をそのまま確認しておくと後悔しにくくなります。

  • 自分の雇用形態でも、即日から出社しない形で進められるか
  • 有給消化を希望する場合、会社へどこまで伝えてもらえるか
  • 未払い給与、退職金、返却物、私物回収の相談は可能か
  • 退職届や貸与物は、いつ、どの方法で郵送すればよいか
  • 会社から本人や家族へ連絡が来た場合、どう対応すればよいか
  • 損害賠償、懲戒解雇、ハラスメント、慰謝料などの話がある場合、弁護士相談も必要か
  • 支払い後にキャンセルした場合の扱いはどうなるか

申し込む前に「料金」「対応範囲」「本人に残る作業」の3つだけは確認してください。ここを押さえるだけで、退職代行ガーディアンでの失敗・後悔はかなり避けやすくなります。

まとめ

退職代行ガーディアンのデメリットは、弁護士のような法律事務まで任せられないこと、結果保証ではないこと、本人側の郵送作業が残ることです。

それでも、労働組合系の退職代行を19,800円で使いたい人、会社と直接話さずに有給や退職書類の話も進めたい人には、候補に入れやすいサービスです。

失敗を避けるには、申込前に自分の状況を隠さず伝えること。雇用形態、有給、未払い、貸与物、会社からの脅しや引き止めをそのまま相談し、対応できる範囲を確認してから申し込んでください。

退職代行ガーディアンの公式ページで最新条件を確認する

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